北原照久さんとの対談模様

TALK.1
- 北原
- 渡辺代表、どうも北原と申します。はじめまして。
「おたからや」という名前が非常に印象的ですけど、僕が出ている「開運!なんでも鑑定団」という番組でも、おたからって言葉が出てきますが、「おたからや」にしてからの業績はどうですか。
- 渡辺
- こういった不景気の中ですが、おかげさまで非常に伸びております。
- 北原
- 僕はブリキのおもちゃのコレクターと言われてるんですけど。古い時計やラジオとか、それから広告物が好きで明治・大正・昭和の古いポスター、看板などを幅広くコレクションしています。
普通、お店は物を売るイメージがあるけど、それを逆に買取るリスクはないんですか。
- 渡辺
- 価格だけですね、買取る場合は。私は若い頃、「買取り」ビジネスじゃなく、「売る」ビジネスで一度失敗し、トラウマになってまして。仕入れて売ることは絶対ダメという考えがあります。買った段階である程度、利益が確定しなければ買いたくないんです。
- 北原
- それは一番手堅い。凄くビックリしたのはフランチャイズ展開していますよね。私も様々なコレクションをしているので商品の真贋の恐さを知っているつもりですが、「おたからや」の買取りビジネスをやりたい人は、目利きじゃないと鑑定は難しいんじゃないですか。
- 渡辺
- そんなことはありません。先ず本部研修で知識を身につけて頂きます。商品にもよりますが貴金属は比較的簡単ですね。ブランド品や骨董品は難しいですけど、専用マニュアルがございますのでそちらで鑑定できます。また、商品査定用のホットラインもございますのでオーナー様が安心してお買取りできるようにしております。
- 北原
- なるほど、それは安心ですね。ところで、FC店の本部に対するロイヤリティはどうなっているんですか?
- 渡辺
- 一律10万円という定額でロイヤリティを頂いています。また、FC店が買取った商品は換金会社で直接換金するため、本部への中間マージンは発生しません。中には月に1,000万近く買取りしてる店舗もあります。
- 北原
- 売上に対するパーセントじゃないんですね。頑張っただけFC店の利益になるのはやりがいがありますよね。ところで、ただ買っただけじゃいくら安く買ってもビジネスが成立しないですよね。
- 渡辺
- 買取った商品は全て売却できるルートを備えています。ご希望があれば本部で買取る事もできます。
- 北原
- ネットワークが出来ていたり、本部で買取れる物も中にはあるんですね。それは凄く安心だと思いますよ。これが「おたからや」のノウハウであり、フランチャイズを行う強みですね。
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TALK.2
- 北原
- 僕も団塊の世代で、戦後の高度経済成長の中で物に憧れ、とんでもない量をコレクションしています。我々が集めてきた物を、全く興味がないとか、知らない、わからないっていう次世代の人たちってかなりの数だと思います。だって、どこに持っていっていいかわからないし、あげる人もいない、売りたいと思っている方がたくさんいますよね。
- 渡辺
- そういったケースは非常に多いですね。
- 北原
- うちも博物館をやっているので、例えば掛け軸や、陶器を売りたいって方が来ます。僕はそれを買って展示するビジネスをやってまして。だから逆に自分のジャンル以外は買えないんですよ。今度、紹介します(笑)。喜ばれると思いますよ。困っている方はいっぱいいらっしゃいます。
なんでも鑑定団で、「おたから売ります」というコーナーがあるんですが、びっくりするくらい売りに来ますよ。僕たちも欲しい物はあるんですが、僕らはそこで鑑定士としているわけですから買うわけにはいかないんですよ。
- 渡辺
- よく、いくらだったら自分がほしいっていう。
- 北原
- そう、ありますよね(笑)。世の中にこれだけ欲しいという人がいることに逆にびっくりしますよね。
- 渡辺
- 本当にいい物は、その方一代じゃなくて、ほかの方に譲られても残していきたいですよね。扱ってる中で、刀剣とかが400年、500年くらい前の物があります。時代背景とかを考えながら買取りしてますと、手放したくなくなっちゃう物もありますね。
- 北原
- 思うんですけど、ピンチはチャンスというか、どんな時代でもみんなダメっていうときにはある意味すごくチャンスですよね。物はみんながいいときって高いじゃないですか。何でもかんでも高い。逆にみんなが手放してる時っていうのは買いのチャンスだと。
僕が集めてるコレクションですと、みんなが欲しいっていってるときは凄い勢いで上がっていっちゃうんですよ。もう信じられない。ブリキのおもちゃで一千万くらいするわけですよ。それが逆に、今こういう景気だからなかなか売れないんだよねって業者の人たちが言ってると、今買い時じゃないなって市場が下がってくる。でも、自分が好きだとか、それに対して価値観を見出している人は買えるんですよね。今なんか僕も最高にチャンスだと思ってます。買いまくっているんですけど(笑)。渡辺代表がお好きな物は何なんですか?
- 渡辺
- 私は大判、小判なんかも大好きでして(笑)。
- 北原
- 僕はガラクタ図鑑という本を書いたんです。ガラクタっていうのは使用目的が終わって捨てられちゃう物をガラクタっていいますよね。でも漢字で書くと我、楽しいことが多いって書きます。使用目的が終わって捨てられちゃうような物だけど、それを持つ人、良さを見出した人たちにとっては、我、楽しいことが多い。それがガラクタなんですね。
例えばアメリカの有名なオークションで、そういう物が出てきます。おもちゃや映画のポスターが。まさか、子供の頃、映画館にも貼ってあったポスターが一枚、何十万だとかで取引されるなんて誰も想像していないわけじゃないですか。
- 渡辺
- 別に、その時は珍しくもなんともないですよね。
- 北原
- 欲しい人がいて物が少なければ値段が上がる。「おたからや」の買取りビジネスは、売りたい人、欲しい人の仲介にたち、わかりやすくシステム化した凄く面白いビジネスだと思います。
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TALK.3
- 北原
- ところで、FC店になるのに資格は要るんですか?
- 渡辺
- 簡単な審査はありますが、特別な資格は要りません。古物商が取れれば誰でもできます。
- 北原
- 古物を扱うには古物商の免許が要りますね。でも、それほど難しい資格ではないから大抵の方だったら取れますよね。それが最低条件ですか。
売る商売では在庫を持つことはリスクが多いし、倉庫代もかかりますから。買取りの商売とはよく考えましたね。
ある有名な酒造メーカーの話ですけど、失敗することってないですかって聞いたら、失敗だらけだって。でも、失敗の記憶の蓄積が名人を作る。って言ってました。いい言葉ですよね。失敗したってそれを十分踏まえた上で進んでいるのですから。
- 渡辺
- これだけは絶対しないということが、まず仕入れをする商売をしない、それから大きな物は扱わない。要するに運搬にもお金がかかる、場所もとる。一般的な物品販売の失敗要因になるものですよね。ですから、FC店の皆さんには買うだけで商売になるという話をしています。
- 北原
- 今はどのくらいFC店は増えているんですか?
- 渡辺
- 去年の8月から現在で、80店舗くらいです。
- 北原
- FCオーナーの年齢は結構幅広いんですか?
- 渡辺
- 30代の半ばから40代の方が一番多いでしょうか。あとは、若い方も、もう少し上の方もいらっしゃいますね。
- 北原
- どんな方にやって頂きたいですか?
- 渡辺
- やはりこの仕事が好きな方、趣味をお持ちの方ですね。刀剣でもいいですし、それから骨董品でもいいですしね。貴金属が好きだって方でもいいと思います。そういった趣味のある方にやって頂きたいと思ってます。
それから、おたからやの名前のもと、お客様とのコミュニケーションを大切にして下さる方にやって頂きたいです。お客様は最初、一回に商品を全部お持ちにならず、少し持ってきて様子を見る方もいらっしゃるので。コミュニケーションを上手にとってまた来て頂けるようにしてほしいですね。成功しているオーナー様はみんなそういう方です。
- 北原
- 私もそういう人がいいと思います。お客様とのコミュニケーションが成功している秘訣なんですね。
- 渡辺
- そうですね、お客様と、ここに持ってきて良かったっていう信頼関係を築いてほしいですね。
- 北原
- 最後に、FC店を始めたい方へメッセージを。
- 渡辺
- FCオーナーの皆さんは、とても楽しんでやってらっしゃいます。ぜひ、「おたからや」で買取りビジネスを楽しんでください!
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